お薬というものは、大変な苦しみから患者さんを助けてくれる素晴らしいものですが、一方で副作用がある、とも言われているように、とても恐ろしい面もはらんでいます。

つまりAという苦しみは助けることが出来ても、今度は逆にBという苦しみが襲ってきてしまう、このようなことが薬の恐ろしさ、と言われています。

ただもちろん、急激な痛みやインフルエンザ、または認知症などであっても、お薬というものはとても重要なものになります。

しかし、認知症のお薬も、名医と呼ばれる先生であっても、間違えて患者さんに処方をしてしまい、誤った診察の結果、患者さんがおかしくなってしまう、このようなことが実際に起きています。

その一方で、「あの先生は本当に名医だ」と評判がたつほどの素晴らしい先生、噂と実力がまったくずれることのない先生がいることも確かです。それでは、どのようにしてそのような先生を探せばいいのでしょうか?

名医とそうでない医師の違い

よく、人の顔というものは、その人の普段の他人への接し方で美しくもなり、醜くもなる、という言葉がありますが、基本的に「本当の」名医の先生というものは、「患者さんのお話をとてもよく聞いて」くれます。

つまり、否定や早く言葉を切り上げようと、時計を見たり、無言になって無視をする、「診察してあげている」という態度はまずとりません。

信じられないかもしれませんが、医師の先生という立場は、薬剤などの関係から、接待などがあるケースもあり、もともとの性格が良い人であっても稀に、あまりの優越感に浸ることが出来る世界に天狗になってしまう人もいるのです。

名医を探す方法とは?

そして本当に素晴らしいお医者さんを探す方法ですが、こちらは口コミが最も重要になります。また、ケアマネージャーさんが信頼できる方であれば、実際に、本当に良い先生を紹介してくれます。

実際、おかしくなってしまった認知症の患者さんも、セカンドオピニオンで、驚くほど回復された、というケースは大変多くあります。

認知症の名医は評判も素晴らしい

実際のところ、名のある医師、とされていても、それは「マウスなどの動物実験の結果の論文が良かったため、有名」などと、患者さんと接することは不得意であり、臨床経験があまりないにも関わらず、異常に持ち上げられてしまっていることがあります。

ただ、本当に頼れる先生の場合には、まず、人格もしっかりとされており、人の不幸などを喜ぶ、笑う、患者さんを患者さんとして扱わない、このような態度は絶対に行いません。