認知症、痴呆症になると自分が良くても家族に迷惑をかけてしまいます。
でも早いうち痴呆症の症状に気が付けば進行を遅らせることができますし家族にも迷惑をかけずに済みます。
痴呆症であることを知ることは怖いことかもしれませんが知ることが症状を抑える第一歩ですので痴呆症チェックをしましょう。
また高齢者と同居している家族も痴呆症を発見するきっかけになります。
忘れっぽくなった時に気を付けよう
最近物忘れがひどくなったと思った事は有りませんか、物忘れは加齢が原因でもありえる症状ですので必ずしも痴呆症とは限りませんが例えば同じことを何度も言っている場合は要注意です。
以前に話したことをまた言ってしまうのはよくあることかもしれませんがつい数分前に言ったことをまた言ってしまう場合は痴呆症による記憶障害が起こっています。
他にも料理を焦がしてしまうなど失敗が多くなった時も痴呆症の疑いがあります。
焦がしてしまうのは自分が料理をしていたことを忘れてしまっているからです。
あと忘れ物や待ち合わせの日を間違えてしまうなども要注意の症状ですので気を付けましょう。
性格の変化にも気を付けて
前は穏やかな性格だったのに急に怒りっぽい性格になった場合も気をつけてください。
実は痴呆の症状の一つとして感情のコントロールができなくなるというのがあります。
その他の原因として記憶障害により思い出せないという症状が原因でイライラしてしまうというのもあります。
他にも急に頑固になり人の意見を聞かなくなった時も気を付けてください。
興味事がなくなった時も気を付けよう
今まで夢中になっていた趣味に興味がなくなった場合も注意深く見てください。
単に他のことに興味を持つようになっただけなら問題はありませんが、何事にも興味がないようでは痴呆の疑いがあります。
他、今までファッションに興味がありおしゃれをしていたのに最近ではいつも同じ格好ばかりしていたりだらしくなくなったときも疑いましょう。
勿論高齢になっても価値観が変化する事は有りますので必ずしもこれらがあったからといって痴呆と断定するわけにはいきません。しかし専門機関でチェックしてもらい、問題が無ければ安心できますし痴呆の初期段階であることが分かれば早くに対策ができます。
一番問題なのは問題から目を背けることです。
背けていても問題は勝手に解決しません。専門機関に連れて行くことに抵抗があるかもしれませんし嫌がられるかもしれませんが勇気を持ちましょう。