アルツハイマー病の主な症状は物忘れです。直近のことを覚えられなくなったら、この病気の恐れがあります。予防や対策やいくつかあります。
脳を使うことがこの病気になるのを防ぐのに一番有効です。
アルツハイマー病になってからも、脳を使えば、進行を遅くできます。

直近のことが覚えられなくなる

この病気には目立つ症状があります。記憶力の低下です。どんな人でも忘れてしまうことがありますが、それが目立つようになります。

例えば、朝ご飯を食べたのに食べたことをわすれて、朝ご飯はまだなのと聞いたりします。これにはびっくりしますよね。昔のことはよく覚えているのです。

例えば、子供の頃にしたことを詳しく話したりします。
自分が話したことを忘れて、繰り返し話すので、家族はうんざりします。このようなアルツハイマー病の症状が出たら、病院にすぐ行った方が良いですよ。

早く治療をしたら、症状が重くならずに済むんです。単なる物忘れの場合もあります。
その場合は部分的に忘れます。例えば、家の住所を全部忘れることはなくて、番地だけ忘れたりします。物忘れとこの病気による記憶障害は、見分けることが大切ですね。
アルツハイマー病の場合は、まるごと忘れてしまうのです。

他の症状もある

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物忘れがアルツハイマー病の主な症状ですが、それ以外のものもあるので注意してくださいね。例えば、怒りっぽくなります。

お年寄りは病気でなくても、怒りやすくなりますが、この病気の場合は怒りが抑えられなくなります。大声を出したり、男性だったら、暴力を振るうこともあるので、気を付けてください。

このような状態になっている時も、物忘れはあります。
物忘れと、困った状態が続いているときは、アルツハイマー病を疑ってみましょう

脳を使うことが予防になる

この病気は脳が衰えることによって起こります。脳の中の前頭葉と呼ばれる部分が縮んでしまいますそれを防ぐには、脳を使うことが役立ちます

例えば、読書は脳をフルに使うので、この病気の予防に役立ちます。
脳を使うだけでも良いのですが、さらに体を動かすと予防の効果がアップします。

例えば、ウォーキングをしながら、頭の中で九九の計算をするようにします
この脳と体の両方を動かす方法は、この病気の進行を抑えるのにも役立ちます。

特に初期の段階で有効な方法です。手を動かすこともアルツハイマー病の予防になります。例えば手芸や料理などがお勧めです。
自分が頭や体を使って楽しめる予防法を見つけましょう