認知症予防のための教室は各地で開かれています。運動と脳を使う作業の両方をする所が多いです。無料で利用できるところが多いので、この病気の予防のために積極的に利用しましょう。この種の教室を探すときは、地方公共団体のホームページが役立ちます。
認知症は予防できる
自分で努力すれば、この病気は防ぐことができます。自宅で運動や頭を使うことをするのが有効です。しかし、自分の家で行ったら、三日坊主になってしまいがちです。
教室に行けば、運動や頭を使うことを長期続けられます。
続けることが大切で、途中でやめたら効果はなくなってしまいます。
また教室に通えば、いろいろな人との知り合いになることができます。
未知の人と知り合いになることは、脳に刺激をあたるので認知症の予防に最適です。
どんなことをするのか
認知症予防の教室では、運動を行います。
過激な運動ではなく、うっすらと汗をかく程度の運動です。
運動を続けると、脳が活性化されることが科学的に証明されています。
体操やストレッチが多いです。球技をすることもあります。
体の負担になるような運動が行われることはありません。
運動がストレスになったら、マイナスの効果を生み出すからです。
運動ほかには、脳を活性化するゲームを行うこともあります。
このゲームにはいろいろな種類があります。言葉に関するゲームや数字に関するゲームなどです。
体操が行われることもあります。体操も体を動かすので、この病気になるのを防ぐために役立ちます。体を動かすことは、生活習慣病になるのを防ぐ意味もあります。生活習慣病と認知症は深いつながりがあります。特に糖尿病の方は認知症になりやすいと言われています。
軽度認知障害に有効
予防教室は軽度認知障害にも有効です。軽度認知障害は認知症の一歩手前の状態です。
この段階でいろいろな努力をすれば、認知症になることを防ぐことができます。
軽度認知障害の場合は、物忘れはあるので、自立で生活できます。
運動や体操、ゲームなどに参加することも可能です。
この病気の場合は、特に運動と頭を使うことを同時にするのが効果的です。
例えば、体操をしながら、頭の中でしりとりをするのです。このように同時に二つのことをすれば、脳に対する刺激が強くなって、脳は活発に動くようになります。
この病気についての知識が豊富なスタッフが指導をしてくれます。自分は何もする必要はありません。ただ、スタッフの指示に従うだけなので、気軽に参加できます。