認知症といってもさまざまな症状があります。過去のことや少し前の記憶が抜け落ちてしまうという記憶障害もあれば、見当識障害もあります。これは時間や季節、今いる場所や人がわからなくなってしまうという障害です。さらには幻覚や妄想などがあります。

一度認知症になってしまうと、完治は難しいといわれています。ではどのように予防法とはどのようなものなのでしょうか?

これをすれば100%予防できるというほどのものはないですが、なりにくい予防法というのはわかってきています。

脳トレが良い

たとえば、脳トレといわれる方法です。
文章を書いたり読んだりゲームをすることもいいです。また博物館にいったり自分のしらなかったことを学んでいくことで脳が活性化されることになります。

囲碁や将棋などは、しっかりと考える力を使っていますし、毎回違う手を使っているということで、認知症予防としてはかなり効果的といえます。

いくつかの事を同時にやってみる

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さらには複数のことを同時に行う動作をするのも有効です。料理をするときに、本をみながら新しいレシピに挑戦してみるとか、なるべく人の集まるところに参加したり、人と話すということも大切なことです。

それも、前から顔なじみの人ばかりでなく、初めて出会う人に中にはいっていくことで、脳が活性化するので、なるべく新しい出会いを見つける努力をすることが必要です。

さらに、予防方法としては食事を見直すということです。
年を重ねると肉や控え気味になりますが、野菜や果物、魚と同様にバランスのようい食生活をすることも大切です。

よく噛んで食べるということを考えると、歯の治療をきちんとしておくことも必要です。
なるべく入れ歯にならないで自分の歯でものを食べられるようにケアしておくことも大事です。

体を動かす事が良い

さらには認知症予防法として効果的なことは、体を動かすということです。
とくに足腰が弱ってしまうと転びやすくなり転倒してしまって寝たきりになると、認知症になってしまうリスクがあがってしまいます。

そうならないためにも、足腰を鍛えるような、歩いたり、ヨガなど体の体幹を鍛えていく運動を取り入れるのがいいです。

とくにヨガは、年齢に関係なくできるスポーツです。
静かにポーズをとりながら筋肉をつけていくこともできますし、続けることで血流がよくなったり代謝力があがります。

また自律神経の乱れも改善してくれる効果もあります。またヨガを続けていくことで、多くの人の中で自分も頑張っているという心が健康的な心を保つのに役立ってくれるのです。